受付を任された場合には言葉を選ぶこと - 葬儀ジャンクション

受付を任された場合には言葉を選ぶこと

葬儀の時に受付を頼まれることは稀にありますが、受付の挨拶にどう対応したらいいのか、香典を受け取る時の対応をはじめ、細やかな気配りを必要とされている為、必ず確認してから実践してください。特に気をつけたいのは言葉遣いです。

ご葬儀のときに必要な挨拶を丁寧に、相手の状況や天候、気温に応じて使い分けましょう。寒い中来てくれた弔問客には「本日はお寒い中足を運んでいただき、ありがとうございます」とご挨拶する部分で、「お寒い中」の部分を、「足元が悪い中」という言い回しや、「お暑い中」と変える事で、多数の状況に対応できるでしょう。

状況に応じて言葉を変えることによって、相手への誠意を伝えることになり、足を運んだ弔問客にも喜んでもらえます。ご挨拶を済ませて記帳をしてもらってから、香典を受け取ることになりますが、大きなお葬式の場では、香典の場所と受付の場所を分けてあることもある為、確認しましょう。

香典とは分けられていない場合、両手で相手から受け取り、「お受け取りいたします」と伝えてください。このときに相手のお名前が記されているか確認し、書いていない場合には相手にぜひ書いてもらいましょう。地域によってはその場で返礼品を渡す場合もありますが、その場では渡さず、焼香を済ませて退場口で渡す地域もあるので、地域ごとの確認が必要です。

地域独自の香典の支払いもある為、返礼品を焼香後にしている場合もあるため、必ず返礼品の受け渡しはどこなのか確認してください。